お知らせ
2022.5.16院長ブログ
リモートワークは「血管の病気」になりやすい!!
いっぽう、通勤時間の減少は自宅に「こもりぱなし」という時間も増やす要因となり、それが「過剰な運動不足」になるという悪循環で「血管の病気」を招きやすくもしています。
コロナ禍によって、リモートワークで仕事をする方が増えています。通勤時間の短縮により自分自身の時間も増えて一見、効率の良い健康的な生活に変化しています。
目次
1.座りぱなしは「病気」の原因
リモートワークは病気になりやすい
デスクワークの長い人は、血管の病気になりやすくなります。
これはイギリスの研究機関において2013年に「座っている時間が長い人は血糖値やコレステロール地が高くなりやすく、心臓病や糖尿病に陥りやすい」報告されています。
また座っている時間が多いと死亡リスクが高まる、というほかの研究もあります。
2.コロナによってリモートワーカーが増加
長期化コロナ禍により、リモートワークを推奨する企業が増加
「総務省ホームページより」
総務省の調査によると、民間企業におけるテレワークは、新型コロナ感染症の拡大に伴い、急速に導入が進んでおり。東京商工リサーチが企業を対象に実施した調査では、1回目の緊急事態宣言時には17.6%から56.4%へと上昇し、その後、緊急事態宣言解除後には低下するものの、2回目の緊急事態宣言時には38.4%に再上昇しています。
通勤時間がなくなった事から「歩かない」時間が急増している。
筑波大学大学院が健康機器メーカーのタニタが東京都内にオフィスがある大手企業の社員およそ 100 人(平均年齢 48 歳)を対象に行った調査を分析したところ、新型コロナウイルスの影響が現われる前は、1 日の歩数は平均約1万 1,500 歩だったものが、テレワークに切り替えた社員は、その歩数が 29%減り、座っている時間も長くなっていたことがわかりました。中には1日の歩数が 70%減少し、1日 2,700 歩程度と、厚生労働省が推奨している1日 8,000 歩を大幅に下回るケースもあったとしています。
3.自宅でエクササイズをしよう
1回の運動を10~20分
運動をポイントは短時間でも継続的に行なう事がポイントです。1回の運動時間を10分~20分からにしておけば、仕事の合間のスキマ時間でも、運動ができます。1回30分~1時間で運動時間を設定するとスケジュールの変更によって、運動時間が確保できない場合がでてきます。運動時間を短く設定することでリスケは簡単にできます。
時間管理を意識して1日1~3回行なう。
また1時間くらいの運動時間を設定してしまうとその日の体調だったりで丸1日の運動をサボってしまうことも多々あります。短い時間で1~3回に分けておけば、その日の体調によって運動回数1回で終わったりすることもできます。1日の時間よりも1ヶ月、1年の継続やトータル時間で考えたほうが最終的には多くの量の運動が可能になります。
自分が思うより「低い負荷」からはじめる
運動を継続のポイントは「始めやすさ」です。特に最初のうちは自分が思っているより、もっと低い負荷のかからない運動にします。最初から張り切って高い負荷の運動は身体に疲労を蓄積させたり怪我のリスクをあげる恐れがあります。「運動の内容」よりもまずは「運動の継続」を意識してもらうといいでしょう。
4.一番のおすすめは「踏み台昇降」
ウォーキングよりもカロリー消費が高い
踏み台昇降とウォーキングを比べたときに圧倒的に違うのがカロリー消費量です。
・ウォーキング 約180kcal
・踏み台昇降 約250kcal
平行に進むウォーキングと違い、踏み台昇降は垂直方向へ体を運ぶ有酸素運動なので重力がかかり、ウォーキングよりも強い負荷がかかります。またウォーキングでは使わない筋肉を多く使用し、消費カロリーも高くなるためダイエット効果が出やすくなります。
運動するなら消費カロリーが高い方が断然良いため、有酸素運動では踏み台昇降の方が有効と言えるでしょう。
場所を選ばない。
いざ運動しようと思うのに何か準備段階が必要な事があると、運動やる気を大いに阻害することになります。ジムが継続しないのも、ウェアへの着替えやジムまで道のりがあるとそれが障害なります。
外で行なうウォーキングやジョギングも天気に左右されるので継続が困難になります。
その点踏み台昇降は踏み台を用意すればはじめる事ができますし、場所もとらないのですぐに運動が始められるため継続がしやすい運動です。
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